夏 生活

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法要の膝くづしたる麦茶かな

(ほうようの ひざくずしたる むぎちゃかな) ふらんす堂通信 189号またたき集 雑詠 森賀まり先生 選 この頃は畳の間で法事をすることも少なくなりました。 5句中4句掲載。今号も丁寧なご添削もいただき、ありがたいです(涙)

フェイクタトゥー消えて終はりぬ夏休

(フェイクタトゥー きえておわりぬ なつやすみ) 『蒼海』30号 堀本裕樹主宰 選 X(旧Twitter)でOLさん(言い方が古いか)が海外旅行へ行くのに、夏期休暇限定で友達とお揃いのフェイクタトゥーを入れていたのを見かけて。ボタニカル柄の、可愛いね。 今号…

昼寝覚しばし遺影と相見たる

(ひるねざめ しばしいえいと あいみたる) 『蒼海』30号 堀本裕樹主宰 選 夏場、仏間によく寝転がる。ひんやりとした畳が気持ちがよい。見上げると遺影の父と目が合う。実景。

微睡の女も猫も素足かな

(まどろみの おんなもねこも すあしかな) 『蒼海』30号 堀本裕樹主宰 選 フィクション。ちょい願望も。気に入ってる。 こんなイメージ

やはらかく藍の褪せたる夏暖簾

(やわらかく あいのあせたる なつのれん) 『蒼海』30号 堀本裕樹主宰 選 自宅階段の踊り場の窓にカーテン代わりに掛けている藍染めの暖簾。日に褪せました。実景。

石鹸に薔薇彫られある夏館

(せっけんに ばらほられある なつやかた) 『蒼海』30号 堀本裕樹主宰 選 ソープカービングです。

羅にひとときの凪ありにけり

(うすものに ひとときのなぎ ありにけり) ふらんす堂通信 185号うづら集 雑詠 西村麒麟先生 選やわらかな晩夏。

帰港して風を見送るヨットかな

(きこうして かぜをみおくる ヨットかな) 『蒼海』26号 堀本裕樹主宰 選 今号は8句掲載でした。取り急ぎのアップ。余裕ができましたら記事を追加します~💦

日焼の手みなとの猫をいつくしむ

(ひやけのて みなとのねこを いつくしむ) 『蒼海』26号 堀本裕樹主宰 選

留学へ明日発つ人とかき氷

(りゅうがくへ あすたつひとと かきごおり) 『蒼海』26号 堀本裕樹主宰 選

傷痕をなぞり香水馴染まする

(きずあとを なぞりこうすい なじまする) 『蒼海』26号 堀本裕樹主宰 選

二の腕にひかり集めて水打てり

(にのうでに ひかりあつめて みずうてり) 『蒼海』26号 堀本裕樹主宰 選

手花火や同級生といふ響き

(てはなびや どうきゅうせいという ひびき) ふらんす堂通信 181号うづら集 雑詠 西村麒麟先生 選今号は5句中2句掲載でした。どちらも私には珍しく、恋の句でした。

氷菓売る夜の東京タワー背に

(ひょうかうる よるのとうきょうタワー せに) 『蒼海』22号 堀本裕樹主宰 選 東京スカイツリーのライティングがアイスキャンディーのような色合いだったのを見て。音数の都合で東京タワーに変えました。

夕風に帰省の兄の寝まりをり

(ゆうかぜに きせいのあにの ねまりおり) 『蒼海』22号 堀本裕樹主宰 選 コロナ禍の規制が緩和されたGW明けに「久しぶりにお袋の顔を見たい」と兄が帰ってきました。普段は都会暮らしの兄。夕方、気持ちよさそうに昼寝をしておりました。

噴水に街の歳月ありにけり

(ふんすいに まちのさいげつ ありにけり) ふらんす堂通信 177号うづら集 雑詠 西村麒麟先生 選 今号は5句中3句掲載でした。実景を通して実感を詠んだ句で、シンプルな作りが自分でも気に入っています。クローズドの句会で割と評価をいただけたのですが、な…

学会やカンカン帽の師が来たる

(がっかいや カンカンぼうの しがきたる) ふらんす堂通信 177号うづら集 雑詠 西村麒麟先生 選 学会風景。実際は「ハンチング帽」の師でした! カンカン帽は夏帽子の傍題です。

夏休間近に来たる転校生

(なつやすみ まぢかにきたる てんこうせい) 『蒼海』18号 堀本裕樹主宰 選 中学時代の思い出から。中途半端な季節に転校してきていつの間にかまたどこかへ転校していった同級生のことを詠んでみました。 18号は8句掲載でした。そして巻頭4席でした\(^o^)/…

遅れ来て扇子せつせと使ひをる

(おくれきて せんすせっせと つかいおる) 『蒼海』18号 堀本裕樹主宰 選 私が超暑がり💦で、どこに行っても扇子をぱたぱたしているので、そんなところから作ってみた句でした。

船降りて祭の団扇すぐもらふ

(ふねおりて まつりのうちわ すぐもらう) 『蒼海』18号 堀本裕樹主宰 選 初案は「渡船降り祭の団扇もらひけり」。「上五が若干説明的。下五の"けり"で格調の高い句にしても悪くはないが、この句は滑稽味が欲しい」と主宰よりアドバイスをいただきました。…

どん底を生き抜くための冷蔵庫

(どんぞこを いきぬくための れいぞうこ) ふらんす堂通信 173号花実集 兼題『冷蔵庫』 髙田正子先生 選 今号は5句中3句掲載でした。季節を後戻りしておりますが、ブログにアップするのをすっかり忘れておりました。しかも次号の花実集は投句すら忘れている…

猫の尻ぽんぽんしをる浴衣かな

(ねこのしり ぽんぽんしをる ゆかたかな) NHK俳句 令和4年5月放送応募句テーマ:ファッションまたは自由題堀本裕樹先生 選 佳作 「れっちも」のペンネームで掲載されました。夏の季語が指定されていたことを知らず、当初春の季語で作ってしまい、締切30分…

風鈴の音に始まる夕べかな

(ふうりんの おとにはじまる ゆうべかな) NHK俳句 令和3年7月放送応募句兼題:風鈴櫂未知子先生 選 佳作 風鈴は考えれば考えるほど類想になってしまいました。

蜜豆や走り書きして追悼句

(みつまめや はしりがきして ついとうく) 『蒼海』10号 堀本裕樹主宰 選

ホスチアをいただく列に日焼の子

(ホスチアを いただくれつに ひやけのこ) 『蒼海』10号 堀本裕樹主宰 選 学生時代の礼拝の時間を思い出して...。

船よぎる青き網戸となりにけり

(ふねよぎる あおきあみどと なりにけり) 『蒼海』10号 堀本裕樹主宰 選 俳句を始めた頃に作った句のリメイクでした。

あしらひの銀の鶴美し夏料理

(あしらいの ぎんのつるはし なつりょうり) あるふぁ俳壇2020年秋号掲載句予選通過句 ブログ更新をサボっていて(アップする句がなく)自分でも忘れていた句でした(汗)成績振るわず。

愛慕濃くチェロを抱きゐる白シャツよ

(あいぼこく チェロをだきいる しろシャツよ) 『蒼海』9号 堀本裕樹主宰 選 9号は10句中6句掲載でした。相変わらずの成績です(笑) 来世はチェロ弾きになりたい檸檬でございます。

ソフトクリーム輝く思ひ出の中で

(ソフトクリームかがやく おもいでのなかで) NHK俳句さく咲く!令和2年7月放送応募句兼題:氷菓櫂未知子先生 選 佳作 前年度までのように多作して投句する余力のないなか、毎号一句でもテキストに掲載されると本当に嬉しいです(涙)

暁のインドの風に髪洗ふ

暁のインドの風に髪洗ふ(あかつきの インドのかぜに かみあらう) NHK俳句 令和2年7月放送応募句兼題:髪洗ふ対馬康子先生 選 佳作 NHK俳句で初めての対馬先生選でした。以前に角川『俳句』令和俳壇で推薦をいただいたときの句と少し近いイメージで作句しま…