夕風に帰省の兄の寝まりをり

(ゆうかぜに きせいのあにの ねまりおり)

『蒼海』22号 堀本裕樹主宰 選

コロナ禍の規制が緩和されたGW明けに「久しぶりにお袋の顔を見たい」と兄が帰ってきました。普段は都会暮らしの兄。夕方、気持ちよさそうに昼寝をしておりました。