2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年を振り返って2018年へ

俳句を始めて2年。年が明ければ俳句3年生になります。 今年の作句数は422句。厳密には今年作った句の数ではなく、今年どちらかへ投句した数です。内訳は、俳句ポスト161句、NHK俳句161句、俳句界84句、いるか句会(通信を含む)7句、伊吹嶺会添削9句。そのう…

旅客機の点滅ゆるく虫時雨

(りょかっきの てんめつゆるく むししぐれ) 俳句界2017年9月号応募句雑詠稲畑廣太郎先生 選 佳作櫂未知子先生 選 佳作西池冬扇先生 選 佳作選に入ったのは7句中2句でした。9月は忙しくて俳句に集中できなかったのもありますが、そんなことは言い訳にはなり…

玄関へ迎へ入れたる風は秋

(げんかんへ むかえいれたる かぜはあき) 俳句界2017年9月号応募句兼題:「関」高橋将夫先生 選 佳作

炭爆ぜて酪農学部の夜空かな

(すみはぜて らくのうがくぶの よぞらかな) 俳句ポスト365(第183回 2017年11月2日週の兼題:炭)夏井いつき先生 選 人選 計8句投句。一句でも採ってもらえるならこの句かな...と思っていました。 「炭」という季語は歳時記によって項目立てが異なり、先生…

頼りなき日向の匂ひ沼涸れて

(たよりなき ひなたのにおい ぬまかれて) 俳句ポスト365(第182回 2017年10月19日週の兼題:水涸る)夏井いつき先生 選 人選 原句の下五は「沼涸るる」でした。先生が添削して作り替えてくださったようです。余情を込めて連体形止めにしたつもりでしたが、…