2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

曳き波に桟橋揺るる展墓かな

(ひきなみに さんばしゆるる てんぼかな)伊吹嶺会 渡辺慢房 先生 【添削句】手を借りて舟下り参る島の墓

通過するホームの灯り晩夏かな

(つうかする ほーむのあかり ばんかかな)伊吹嶺会 渡辺慢房 先生 【添削句】行く夏や灯り滲める夜のホーム

空笛の追い越してゆく秋の昼

(くうてきの おいこしてゆく あきのひる)伊吹嶺会 渡辺慢房 先生 【添削句】空笛の川面に響く秋日和

鵙の贄まつたき空の青きこと

(もずのにえ まったきそらの あおきこと)俳句ポスト365(第151回 2016年7月7日週の兼題:鵙の贄)に投句し、人選にとっていただきました。人選の33番目でした。計6句を投句。

五月雨やココアの湯気の伸びゐたり

(さみだれや ここあのゆげの のびいたり) 俳句ポスト365の兼題「五月雨」 七句投句しましたが全滅。 俳句ポスト365(第150回 2016年6月23日週の兼題:五月雨)に投句し、並選にとっていただきました。 午前中、HPで検索したときには、自分の句を見つけられ…

五月雨のやみまに遠く猫のこゑ

(さみだれの やみまにとおく ねこのこえ)

薄明の庭に残れる花火の香

(はくめいの にわにのこれる はなびのか) 『夜は明けて庭に残れる花火の香』のほうが柔らかいかしら。

女子会の話題さらふや葛桜

(じょしかいの わだいさらうや くずさくら) 写真はフリー素材をお借りしました。