2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

筆の穂にたつぷりの紅落椿

(ふでのほに たっぷりのべに おちつばき)俳句界2017年3月号応募句雑詠今瀬剛一先生 選 佳作

春の雷面会謝絶解けし朝

(はるのらい めんかいしゃぜつ とけしあさ)俳句界2017年3月号応募句兼題:「面」田中 陽先生 選 佳作

春の星湖面の森は眠りをり

(はるのほし こめんのもりは ねむりおり)俳句界2017年3月号応募句兼題:「面」高橋将夫先生 選 佳作

雨粒を受けて羽ばたく朝の火蛾

(あまつぶを うけてはばたく あさのひが)NHK俳句 平成29年5月放送応募句兼題:蛾高柳克弘先生 選 佳作新年度になってからの初めての佳作が嬉しい。4月、5月とNHK俳句への投句をサボってしまったことを反省しています。

エナメルの白靴月へ踏むタップ

(えなめるの しろぐつつきへ ふむタップ)俳句ポスト365(第171回 2017年5月4日週の兼題:白靴)夏井いつき先生 選 人選計5句を投句。今回は確実に全没だと思いました。「白靴」は夏のお洒落を本意とした季語。結婚式の儀式のための白靴や、医療現場で日常…

浮かびたる芒種の夜の天守かな

(うかびたる ぼうしゅのよるの てんしゅかな)俳句ポスト365(第170回 2017年4月20日週の兼題:芒種)夏井いつき先生 選 人選計4句を投句。