あられ屋の硝子ケースと初暦

(あられやの がらすケースと はつごよみ)

俳句界2019年10月号応募句
雑詠
櫂未知子先生 選 佳作
鈴木しげを先生 選 佳作

大好きな九段一口坂 さかぐちさんのことを思い出して詠んだ句です。店舗にはまだ一度しか行ったことがないのですが、義理姉が毎年年末にあられの詰め合わせを送ってくださり、そのときに干支のカレンダーと手ぬぐいをもらってきてくれるのです。有り難いことです。

この句は櫂先生に採ってもらえたらいいなぁと思っていました(喜)

ブログの更新が滞っており、一気に書いております。たいした記事ではないのですが溜めると大変ですね(汗)
どうぞしばしおつきあいください。

水底へ銀杏落葉のほの明り

(みなそこへ いちょうおちばの ほのあかり)

俳句界2019年10月号応募句
雑詠
稲畑廣太郎先生 選 佳作
辻桃子先生 選 佳作

2016年7月から始めた俳句界への投句も今回が終わりです。やめるとなると少しさみしいものがあります。ブログの更新も減りますしね。またそのうち投句を再開できたらいいなと思います。

選者の先生方には、永きにわたりご指導を頂きましたこと心より感謝申し上げます。ここへの投句が私の力、俳句に対するモチベーションになっていたと信じています。

飛ぶものの大きくみえて枯木立

(とぶものの おおきくみえて かれこだち)

NHKラジオ 文芸選評 令和元年12月放送応募句

兼題:枯木
西村和子先生 選 佳作

久しぶりの佳作入選です!嬉しい。

三句投句したうち、この句はなんとかオリジナリティがあったかなと思いました。

水神の水をふふみて初詣

(みなかみの みずをふふみて はつもうで)

NHK俳句さく咲く!令和2年1月放送応募句
兼題:初詣
堀本裕樹先生 選 佳作

初詣というか、もう正月を四日も過ぎたころのお参りでした。地元では水神様(すいじんさま)と呼ばれて親しまれている神社です。比較的街中にある神社なのですが、湧き水が噴出していて汲みに来る人が絶えません。

図書館の窓枯れふかし名画めく

(としょかんの まどかれふかし めいがめく)

ふらんす堂通信 163号
花実集 兼題「枯る」 髙田正子先生 添削

初めて添削をいただきました。嬉しい!
原句  図書館の窓枯れふかし名画めく
添削例 枯ふかし図書館の窓名画めく

「図書館の中から外を見ていて、窓枠が額縁のように外の風景を切りとって、それが名画のようだと。『図書館の(内から見た)窓/(外は)枯れふかし/(だから窓は)名画めく』と右往左往するようで落ち着かない。語の順序を入れ替えましょう(添削文より 一部改略)」とのことでした。

投句後、自分でも語順がよくないことに気づいて推敲してみたのですが、先生の添削はそれ以上で本当に勉強になりました。
こういう語順の問題は翻訳にもいえますね。

163号は五句中四句掲載(添削含む)でした。

「パリは雨」遠き聖夜の電話かな

(「パリはあめ」 とおきせいやの でんわかな)

ふらんす堂通信 163号
花実集 雑詠 髙田正子先生 選

深夜のラジオ好きの私。夜中の天気予報で「パリは雨」と言っていたのです。そこからの創作句。