秋の風海の蒼さの戻りけり

(あきのかぜ うみのあおさの もどりけり)

NHK俳句さく咲く!平成28年10月放送応募句

兼題:秋風

島健先生 選 入選

小島先生ありがとうございました。10月23日の放送で紹介していただきました。12月号テキストに掲載されるそう。選評をいただけるといいな。
噂には聞いておりましたが、放送の2週間前にNHKさんから連絡があり、突然の電話に慌てました。

 

<追記>

この場合の蒼さは「碧さ」のほうが適切かも。

 

 

カンテラの灯り滲めり湿地茸汁

(かんてらの あかりにじめり しめじじる)

俳句ポスト365(第155回 2016年9月1日週の兼題:湿地茸)に投句し、並選にとっていただきました。計7句を投句。

湿地茸も難しかった。やはり季語の本意を理解できていないのだと思う。湿地茸でも松茸でも変わらない句だもの。

船頭の竿より出づる秋の風

(せんどうの さおよりいづる あきのかぜ)

伊吹嶺会 坪野洋子 先生

【添削句】船頭の棹の先より秋の風

 

「竿」は「棹」とする。
提出時に「秋の風」を「川の風」と入力ミスし、無季の句を送ってしまった。