湯屋を出て北の夜空へ大嚏

(ゆやをでて きたのよぞらへ おおくしゃみ)

俳句界2018年11月号応募句
目からウロコの!俳句添削教室
長嶺千晶先生 選 合格句

俳句界への投句は2016年の7月末が最初でしたが、俳句添削教室は今回が初めての投句です。「せっかくの投句葉書がもったいない!」、「添削してもらえれば勉強になる!」と気づいて2年半(汗)。
いきなりの合格句でしたので今回添削はなしですが、次はどうでしょうか。
ちなみに母がこの句を気に入っています。
過去の没句をかなり作り替えました。

牛の仔の心音強し山眠る

うしのこの しんおんつよし やまねむる)

俳句界2018年11月号応募句
兼題:「心」
岸本マチ子先生 選 佳作
名和未知男先生 選 佳作

毎号全没のことが多い俳句界の兼題ですが、久しぶりにとっていただきました。
嬉しい。

初芝居醜女幸せさうにして

(はつしばい しこめ しあわせそうにして)

NHK俳句 平成31年1月放送応募句

兼題:初芝
宇多喜代子先生 選 入選

今年度3回目のNHK俳句入選で驚きました。
新年度も楽しんで頑張ります。

選者の講評を引用します。

美女が倖せで醜女は不幸だなんて、それはない。この女性、お多福かとも思う。

宇多先生。ありがとうございました。

薔薇を剪る人ゐて家庭裁判所

(ばらをきる ひといて かていさいばんしょ)
第20回 NHK全国俳句大会
第一次選考 入選

初めて応募しました。
一次で拾ってくださった選者さんに心より感謝します!
次はもう一段階上がれるよう頑張ります。

44,277句から第一選考通過9,045句。
その上が特選、秀作、佳作です。

うらうらと鰐やはらかなたまごうむ

(うらうらと わにやわらかな たまごうむ)
俳句ポスト365(第211回 2018年12月13日週の兼題:うらうら)
夏井いつき先生 選 人選

うらうら。三春の季語 麗かの傍題。「春のうららの隅田川~♪」ですね。うらうらでは掲載されていない歳時記もあるかもしれません。ものみなすべて、春光を浴びて、明るく気持ちよく見える様子をいうそうです(講談社 新日本大歳時記 春より)

ちなみに蒼海主宰の堀本裕樹さんの句にも「うららか」があります。
 うららかやぽこぽこできる稲荷寿司