桃に触れ蘇州夜曲の夜気に触れ

(ももにふれ そしゅうやきょくの やきにふれ) あるふぁ俳壇2021年冬号掲載句予選通過句 蘇州夜曲は『水の蘇州の花散る春を惜しむか柳がすすり泣く』で春宵のイメージですが、澄んだ秋の夜にもよくあいます♪

桃を買ふ友を初めて見舞ふ日に

(ももをかう ともをはじめて みまうひに) 俳句界2019年8月号応募句兼題:「見」岸本マチ子先生 選 佳作 桃の句は蒼海結社誌への投句『年若の師を見舞ふ日よ水蜜桃』にもあります。なぜか桃→お見舞いの連想になってしまいます。

夜の桃こころを込めぬやうに切る

(よるのもも こころをこめぬ ようにきる)NHK俳句 平成30年10月放送応募句 兼題:桃星野高士先生 選 佳作 星野先生の佳作は初めてです。(前回『夏料理』がいきなりの入選・一席だったため)今年は桃をたくさん食べ、桃の句をたくさん作りました。よい締め…