仲秋

長き夜のタイプライター詩をこぼす

(ながきよの タイプライター しをこぼす) 角川俳句2023年12月号掲載句令和俳壇 雑詠 櫂未知子先生 秀逸 星野高士先生 佳作 前回投句締切に間に合わなかったので🙌🙌次号掲載分(但し、載らない確率が高い!)で一旦投句をお休みしました。

長き夜の切り胡麻香る即席麺

(ながきよの きりごまかおる そくせきめん) ふらんす堂通信 178号うづら集 雑詠 西村麒麟先生 選 サッポロ一番 塩らーめんです!袋に「切り胡麻つき」と書いてありますよ。比較的最近作った句を手直ししました。 今号は5句中3句掲載でした。以前に句会で秀…

大南瓜転がす父の忌が近し

(おおかぼちゃころがす ちちのきがちかし) 『蒼海』19号 堀本裕樹主宰 選 父は農業を営んでいたわけではなく、私も南瓜を転がした経験はないのですが、父の命日が秋なので詠んでみました。

奥の間の僧の亡骸雨月なる

(おくのまの そうのなきがら うげつなる) 『蒼海』19号 堀本裕樹主宰 選 お盆の法要でお寺にいったとき、前日に前住職(私が通っていた保育園の当時の園長先生)が亡くなられたと聞き、帰り際にご遺体の安置されている部屋に案内していただき、お別れをさ…