春霖の門司の坂道妓楼跡

(しゅんりんの もじのさかみち ぎろうあと)

俳句界2018年2月号応募句
雑詠
田島和生先生 選 佳作

去る2月に門司港で開催された東京マッハのライブ句会に行ったときのことを思い出し、作ってみました。
春霖は春雨の傍題。数日間降り続く、しっとりとした趣きのある春の雨のこと。

競り人の長靴真白初鰹

(せりにんの ながぐつましろ はつがつお)

俳句ポスト365(第193回 2018年4月5日週の兼題:初鰹)
夏井いつき先生 選 人選

18句投句したうちの1句です。
自分なりに『ちょっと頑張った』句もいくつかあったのですが、没。
でも妙な観念句でない、こういうストレートな句を選んでもらえて
それはそれで嬉しいことです。

西の山東の山も春の朝

(にしのやま ひがしのやまも はるのあさ)

NHK俳句 平成30年4月放送応募句

兼題:春暁

宇多喜代子先生 選 佳作

NHK俳句は新選者になり、気持ちも新たに投句しました!
と言いたいところですが、「春暁(しゅんぎょう)」は全く思いつかず、2句のみの投句でした。しかも傍題の「春の朝」に逃げるという...(汗)
相変わらずの平易な句でございます。これでよいのか。

春暁は春の暁、春の曙、春の朝とも。

遠足の靴にさらさら海の砂

(えんそくの くつにさらさら うみのすな)

NHK俳句さく咲く!平成30年4月放送応募句
兼題:遠足
櫂未知子先生 選 佳作

その月のテキストを開き、櫂先生の選に入っているとホッとします。

余花はらりハートの切手貼りました

(よかはらり ハートのきって はりました)

一句一遊 兼題:余花
夏井いつき先生 選 2018.5.8(火)

初めての一句一遊への投句。火曜日に読まれたようです。ようです、というのは、一句一遊は南海放送にて放送されているラジオ番組なのです。エリア外のため、朧庵さんの『落書き俳句ノート』から放送の書き起こしをありがたく読ませていただいております。
ちなみに「月曜日(初心者レベル)」「火曜日(中級者レベル)」「水曜日(上級者レベル)」「金曜日(優秀句)」だそう(Wikipediaより)。
火曜日か。現在、こちらもかなりの投句数で狭き門でしょう。(なんとなく作った手持ちの一句でしたが)修行がたりません。

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初記念に落書き俳句ノートよりお借りしました。
『かわいいじゃないですか。』が組長(夏井先生)のセリフかな(笑)。
コメントをもらえると嬉しいですね。

はたかれてまわる地球儀昼の蟻

(はたかれて まわるちきゅうぎ ひるのあり)

俳句ポスト365(第192回 2018年3月22日週の兼題:蟻)
夏井いつき先生 選 人選

14句投句しました。相変わらず打率の悪いことです(汗)
でも、気負いのないこの句を選んでいただいて嬉しいです。