花殻を庭に焚く香や小晦日

(はながらを にわにたくかや こつごもり)

『蒼海』20号 堀本裕樹主宰 選

句会で主宰特選をいただいた句。
昔は仏壇のお花が枯れたら両親が庭で焚いて処分していたように記憶しています。

晦日(こつごもり)は一年の最後の日にあたる大晦日に対して、その前日のこと。新暦では12月30日、旧暦では12月28日または29日だそう。