ジャムパンの袋が飛んで秋の海

(ジャムパンの ふくろがとんで あきのうみ)

『蒼海』11号 堀本裕樹主宰 選

初案は2019年のいるか句会に出句した<ジャムパンの袋が飛んで赤まんま>。
このときの兼題であった「赤のまま」を取り合わせたものでしたが、別の季語の可能性も探りつつ月日は流れ、また秋の季語に戻って再投句となりました。