2017-03-29から1日間の記事一覧

鍋蓋のかたかた鳴つて冬の蠅

(なべぶたの かたかたなって ふゆのちょう)俳句界12月号応募句雑詠角川春樹先生 選 佳作辻桃子先生 選 佳作辻先生にとっていただけるとうれしい。

子規庵の表戸くぐる冬の蝶

(しきあんの おもてどくぐる ふゆのちょう)俳句界12月号応募句雑詠佐藤麻績先生 選 佳作去年の11月に根岸の子規庵を訪れました。「表戸くくる」で投句したのですが、「くぐる」に訂正されました。Super 日本語大辞典の古語辞典では「くくる(潜る)」、の…

寒梅や夫の御守選びをり

(かんばいや つまのおまもり えらびおり)俳句界12月号応募句雑詠原和子先生 選 佳作

泣きやまぬ児の手ひきひき雪達磨

(なきやまぬ このてひきひき ゆきだるま)第11回いるか通信句会 堀本裕樹先生 選 佳作 手をひきながら雪達磨のほうにむかっているのでしょうか。雪達磨がやさしくあやしてくれそうですね。 今回で休会となりました。最後を「特選」「秀逸」で飾れなかったの…