第四回蒼海賞発表

蒼海21号では第四回蒼海賞の発表もありました。
今回は正賞該当作なし。
準賞3名、奨励賞4名で、私も応募した三十句連作から、奨励賞として主宰選の五句抄を掲載していただきました。
一応、過去4回すべてに応募し、第2回が予選通過でした。
私にとって奨励賞は身に余りすぎるほどの光栄で正直驚いております。
誌面にて主宰の講評をいただき、読んで嬉しかったり青くなったりです。

作品名「仕立屋」

干されたるジーンズのぼるてんとむし
放り投げバナナの皮に夜の重さ
葉を移るででむし殻をややずらし
秋雨や麻酔醒めゆく眉根より
らんぼうに吹く子さびしきしやぼん玉

年齢のせいか創作のエンジンがなかなかかかりませんが、応募は続けようと思います。