ハイヒール脱ぎ捨て目指す青嶺かな

(ハイヒール ぬぎすてめざす あおねかな)
NHK学園主催 鎌倉市俳句大会 題詠:山
高柳 克弘先生 選 佳作

題詠で一句採っていただきました。松山市俳句大会に続き、今回も全没を覚悟しておりましたので、高柳先生ありがとうございます。
題詠「山」はテーマ詠で、「山」の漢字が入らなくてもよいというものでした。
『自分の句は地味で大会向きではないなぁ...』とつくづく思います。なので、この句は派手目に(?)頑張ったほう。句が頑張ってくれました。
また何かの大会に挑戦しようと思います。

青嶺(あをね)
夏の季語「夏の山」の傍題。夏の山は、登山をするような高山から、親しみ深い里山までをふくめたきわめて大ざっぱな季語だから、取り合わせ次第で雪渓のある高山にも、深山幽谷にも、明るい雑木山にもさまざまな様相に変わり得る。新緑の山、青葉の山、梅雨の山、滴る山などそれぞれに異なった趣がある(講談社 新日本大歳時記「夏」より)。