雑煮食ふて村長日記書きゐたり

(ぞうにくうて そんちょうにっき かきいたり)
NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2019.1.8(月)
兼題:雑煮
神野紗希さん選

雑煮で詠むときのポイントは、『お雑煮はこんなに地域によってイメージの違う季語も珍しい。だけどめでたくてなんか嬉しいというところは共通しているので、違うところと共通しているところをいかに押さえていくかというバランス感覚が大切』だそうです。

以下、放送中にいただいた選評の文字起こしです(黄色が神野さん、灰色がパーソナリティの岡田さん)

これも村長さんが日記を付けていること自体が面白いし、でもありそうだなと。さもありなん。雑煮を食べてお正月。また新しい年が始まりましたよと。3年日記とか5年日記なのかもしれないですね。

村長日記面白いですね(笑)

まさか村長日記という言葉が俳句に入ってくるとは。うん。
新年も欠かしませんよと!

放送の数時間前に句友から「『村』を詠んだ句」のノルマを課され、即興で作った句です。「村長日記」というフレーズがやたら受けていました。こういうのも楽しいかな(^^)
今回も素敵な鑑賞をいただいて嬉しいです。紗希先生ありがとうございました。