五つ六つ黄の実の転ぶ春落葉

(いつつむつ きのみのまろぶ はるおちば)

伊吹嶺会 矢野孝子 先生
【添削句】黄色の実乗せて吹かるる春落葉

黄色の実がイメージできない。5、6個の必然性もわからない。
春落葉らしさが描けていない。

自分としては、金柑の実が木の根元に散らばる古葉の上に転がっているのを詠んだつもりでした。