秋澄みて海の蒼さの戻りけり

(あきすみて うみのあおさの もどりけり)

第9回いるか通信句会

 堀本裕樹先生

秋になると、さまざまなものが澄んできますね。海もさらに澄み、蒼を取り戻したのですね。この句も美しいですね。

自分でも気に入っている十二音だったので、先生に添削してもらいたく、俳句さく咲く!に投句した句の季語を入れ替えて提出しました。取り越し苦労でしたが、こちらは選外で安心しました。

バスを待つ空に晩夏の始まれり

(バスをまつ そらにばんかの はじまれり)

俳句界8月号応募句。
雑詠
古賀雪江先生 選 秀逸

雑詠、兼題、トーナメントで計7句投句。
4句とって戴き、1句がまさかの秀逸でした。
ビギナーズラックが続きます。