息災の顔のならぶや嫁菜飯

(そくさいの かおのならぶや よめなめし)

俳句界2019年2月号応募句
兼題:「災」
名和未知男先生 選 佳作

兼題全没免れた~\(^o^)/
その一言に尽きます。
名和先生、ありがとうございました。

嫁菜飯 仲春の季語。嫁菜は春の摘み草の代表で、野菊の一種である。その若芽を茹でて細かく切り、薄潮で炊いたご飯に混ぜる。その緑が美しい。冬の緑の野菜が少ない時期が過ぎ、嫁菜飯の出る春らしい気配に、ほっとする食卓である(講談社 新日本大歳時記「春」より)。

炊きあげてうすきみどりや嫁菜飯 杉田久女