図書館の窓枯れふかし名画めく

(としょかんの まどかれふかし めいがめく)

ふらんす堂通信 163号
花実集 兼題「枯る」 髙田正子先生 添削

初めて添削をいただきました。嬉しい!
原句  図書館の窓枯れふかし名画めく
添削例 枯ふかし図書館の窓名画めく

「図書館の中から外を見ていて、窓枠が額縁のように外の風景を切りとって、それが名画のようだと。『図書館の(内から見た)窓/(外は)枯れふかし/(だから窓は)名画めく』と右往左往するようで落ち着かない。語の順序を入れ替えましょう(添削文より 一部改略)」とのことでした。

投句後、自分でも語順がよくないことに気づいて推敲してみたのですが、先生の添削はそれ以上で本当に勉強になりました。
こういう語順の問題は翻訳にもいえますね。

163号は五句中四句掲載(添削含む)でした。