黒板の美しき数式青檸檬

(こくばんの はしきすうしき あおれもん)
NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2020.11.2(月)
兼題:檸檬
神野紗希さん選

作句にあたっての紗希先生からのメッセージは、「甘ずっぱい青春のイメージの強いレモン。その共通認識を生かしてイメージを広げるか、あえてリアルなレモンを詠むか。レモンの味、色、かたち、どこを生かすかも工夫できそうですね。」でした。

以下、紗希先生からいただいた選評の文字起こしです。

これね、なんなのでしょうね。島の学校の数学の先生が実はすごい才能を持っていたということなのか、子どもたちの中の誰かが書いたのか、青檸檬の酸っぱさに思考が冴えてくる感じが効いている一句でしたね。

檸檬さんの檸檬の句です!』と紹介していただきました(嬉)
檸檬は一年中みかけて季節感に乏しく(でも秋の季語です)、とても難しい季語だと思うのですが、オリジナリティ溢れる句がたくさん紹介され、檸檬祭りの放送回でした。ありがとうございました。

<ラジオまどんなblog>
11月2日(月)「檸檬(れもん)」で紹介した俳句