諸事終へて二百十日の夕餉かな

(しょじおえて にひゃくとうかの ゆうげかな)

NHK俳句 令和元年9月放送応募句
兼題:厄日
宇多喜代子先生 選 佳作

季語は二百十日、厄日、二百二十日。立春から数えて二百十日めの意で、九月一日ごろ。「二百二十日」とともに台風が襲来することが多い時期である(合本俳句歳時記 第五版 角川書店編より)。

先般の台風19号は日本列島に甚大な被害をもたらしていきました。被災された方に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

1/25締切の兼題「薄氷」以来の宇多先生選です(汗)。ただただシンプルに詠んだ句でした。