竹筒の酒さらさらと鱧料理

(たけづつの さけさらさらと はもりょうり)

NHK俳句 令和元年7月放送応募句
兼題:鱧
井上弘美先生 選 佳作

鱧。食べる機会は少ないですが、淡路島産の玉ねぎと一緒に煮こんだ鱧すき鍋をいただいたときの感動はいまだ忘れられません。アラの旨味と玉葱の甘みが溶けだしたお出汁の美味しさ。どなたか食べに連れて行ってくれないかしら。お汁だけでいいから飲みたい(笑)

『鱧料理』を上五に置くか下五に置くか。『鱧料理竹筒の酒・・・』と冒頭、漢字表記が続くのが気になって下五にしましたが、句のリズムは上五に置くほうがよいのかもしれません。

今年度は投句数をめっきり減らしているので、時々佳作選をいただければラッキー✨です。