喜雨来る空深きより神の声

(きうきたる そらふかきより かみのこえ)

俳句界2019年4月号応募句
兼題:「声」
大高霧海先生 選 佳作

単純に季語のイメージから作句しました。

喜雨 晩夏の季語。夏の日照りが続いたあとの、待ちに待った雨である。人はもちろん、作物や植物にも喜びを与える雨、といった心持ちがこめられている。ことに自然現象とともにある農家にとっては救いの雨でもある(講談社 新日本大歳時記「夏」より)。