連翹や庭に光の集まり来

(れんぎょうや にわにひかりの あつまりく)

俳句界2019年3月号応募句
雑詠
角川春樹先生 選 佳作
古賀雪江先生 選 佳作

桜の頃、桜の少し前かな、散歩で通りがかるお宅の庭に連翹がありまして、見るたびにその黄の眩しさを愛でていたのでした。

そして、山口青邨の句にも触発されたのでした。
 連翹の縄をほどけば八方に  山口青邨

一瞬にして連翹の華やぎが目に浮かんでくるようです。