老鶯や週末だけのパン工房

(ろうおうや しゅうまつだけの パンこうぼう)

俳句ポスト365(第194回 2018年4月19日週の兼題:老鶯)
夏井いつき先生 選 人選

第145回兼題『蜜柑の花』から投句を始め、この『老鶯』で50兼題皆勤賞です。
もちろん天地入選はありませんが、おかげさまで50回途切れることなく選にも入りました。
ここは私にとって初めての投句先でした。最初から50兼題連続投句を考えていたわけではなく、ときに休みたいと思うときもありました。なかなか上達せず、「俳句ポストは自分には向いていない・・・」と落ち込むこともよくありました。ただ、苦手な兼題をはなから諦めるのも癪なことで、「これは兼題の千本ノックなのだ!」と信じてひたむきに投句しました。そのうちにほかの投句先も増え、最後の10兼題は文字通り「歯を食いしばって」句を作りました。
今後は1回の投句数を少し減らして、ゆるゆるとやっていければと思っています。

老鶯 夏の季語。らうあう。おいうぐひす。繁殖のために山に上がった鴬が夏になっても鳴いている。これが老鶯で、老いた鴬をいうのではない。(角川書店編 俳句歳時記 夏より)