胎の子の五十日目の月涼し

(はらのこの ごじゅうにちめの つきすずし)
一句一遊 兼題:五十

夏井いつき先生 選 2018.6.1(金)

山口から参加清々レモンの一句。
◇鯛の子の五十日目の月涼し  山口・清々レモン
「五十日目」という感慨ですね。「月涼し」とこの見上げる月のね、何と美しいことでしょう。鯛の子もそれを感じとってるはずですよ。

上記、朧庵さんより転記させていただきました。
いつもありがとうございます。しかも放送直後にアップしてくださっている...? 書き起こし大変ですよね。本当に頭が下がる思いです。
「鯛の子」は、きっと番組で「たいのこ」と読み上げてくださったのでしょう。自分では「はらのこ」と読んでおりましたが、「たいのこ」が正解なのかも。

2回目の投句で金曜日に読んでいただいたことに感激。ラジオは比較的結果が早くわかり、なんといってもライブ感が楽しいです(いや、エリア外で私自身は放送を聴けていないのですが)。毎回は難しいかもしれませんが、またチャレンジします!

*『月涼し』は『夏の月』の傍題。
暑い夜に青白く輝く夏の月は涼しげである。また、赤みを帯びてのぼる夏の月は、火照るような感じを与えることもある。(角川書店編 俳句歳時記 夏より)