氷る夜や古びたインク壺の肌

(こおるよや ふるびたいんく つぼのはだ)

伊吹嶺会 矢野孝子 先生
【添削句】凍つる夜や父の遺愛のインク壺

添削句は思いの伝わってきそうな景。
凍つ(いつ)は凍る(氷る)の傍題。

 

今月の添削では、「三句共に完成された句ですので、このままでもよいと思います」との評でした。
でも、「景を鮮明に描く」が引き続きの課題です。