白露や笹の葉末に朝日照る

(しらつゆや ささのはずえに あさひてる)

伊吹嶺会 坪野洋子 先生

【添削句】日を宿す笹の葉先の露の玉

 

白露に朝日が当たっている景を詠みたいのだから、上五で切ってしまうと句意が曖昧になってしまう。原句は朝日に主点があるが、添削句は露に焦点をあてた句になっている。