春 時候

守備の声間のびしてをり日永し

(しゅびのこえ まのびしており ひながし) ふらんす堂通信 160号花実集 兼題『日永』 高田正子先生 選 家の裏手が小学校で土日に少年野球の練習をよくしています。守備の時の掛け声。『うぇ~い』って聞こえますよね。仲間への掛け声というよりも自分の身体…

ぽつぽつと猫の足あと辻の春

(ぽつぽつと ねこのあしあと つじのはる) 俳句界2019年1月号応募句俳句トーナメント佐久間慧子先生 選 佳作堀本裕樹先生 選 佳作 わが主宰に採っていただける幸せ♪ この幸運がいつまでも続きますように(笑)最初、下五を「春の土間」としていたのです。ただ…

うらうらと鰐やはらかなたまごうむ

(うらうらと わにやわらかな たまごうむ)俳句ポスト365(第211回 2018年12月13日週の兼題:うらうら)夏井いつき先生 選 人選 うらうら。三春の季語 麗かの傍題。「春のうららの隅田川~♪」ですね。うらうらでは掲載されていない歳時記もあるかもしれませ…

立春や助役のスピーチに涙

(りっしゅんや じょやくのスピーチに なみだ)NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2019.2.4(月)兼題:立春神野紗希さん選 立春で詠むときのポイントは、『昨日と変わらない風景も立春と聞いただけで輝き出す。言葉の力で日常が光り出す。(立春とは)そう…

花冷の明月院をあとにして

(はなびえの めいげついんを あとにして) 『蒼海』創刊号 堀本裕樹主宰 選 鎌倉・明月院。あじさいで有名なお寺ですが、桜の咲く頃のことを詠んでみました。花冷 桜の咲くころ、急に冷え込むことがある。花冷という言葉のもつ美しい響きが好まれる(角川書…

夏近し錦帯橋の弧のてつぺん

(なつちかし きんたいきょうの このてっぺん) 俳句界2018年4月号応募句雑詠鈴木しげを先生 選 佳作夏石番矢先生 選 佳作

角砂糖積み上げらるる目借時

(かくざとう つみあげらるる めかりどき) 俳句界2018年3月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 1回戦敗退先月に続いて堀本先生のトーナメント選出が嬉しいです♪ 今月号は投句した七句のすべてが自分の中では実験的な冒険句でした。なので三句も選に入…

春の夜やLの発音繰り返す

(はるのよや えるのはつおん くりかえす) 俳句界2018年3月号応募句雑詠角川春樹先生 選 秀逸夏石番矢先生 選 佳作 自分としてはかなり冒険した句です。艶めかしい夜。選んでいただけるとしたら、この先生方かなと思っておりました。ビンゴでした(笑)

鳶色の消印のある春の文

(とびいろの けしいんのある はるのふみ) 俳句界2018年2月号応募句雑詠山尾玉藻先生 選 佳作

西の山東の山も春の朝

(にしのやま ひがしのやまも はるのあさ) NHK俳句 平成30年4月放送応募句 兼題:春暁 宇多喜代子先生 選 佳作 NHK俳句は新選者になり、気持ちも新たに投句しました!と言いたいところですが、「春暁(しゅんぎょう)」は全く思いつかず、2句のみの投句でし…

ポケットに神籤しのばせ春来る

(ぽけっとに みくじしのばせ はるきたる)伊吹嶺会 矢野孝子 先生【添削句】ポケットに吉の神籤や春を待つこのままでも良いが、なぜ<しのばせ>ているのかがわかりづらいとのこと。「春が来る」で大吉の神籤と暗示させている?添削句のほうが締まりの良い…

春暑し鏡面ごしのわれとわれ

(はるあつし きょうめんごしの われとわれ) 街の中に設置されている現代彫刻。暑くけだるい一日でした。

夏近し息吹溢るゝ遊休地

(なつちかし いぶきあふるる いうきうち) 散歩の途中、鮮やかな黄色と緑に彩られた空き地が目に飛び込んできました。黄色い小花はポテンティラ・ベルナ?ふかふかに生い茂っています。

行く春や命乞ひするひよこ菓子

(ゆくはるや いのちごいする ひよこがし) 二つほどお裾分けいただき、バッグの中に直接入れて帰ったら、頭が潰れてしまい、なんだか愛嬌のある顔になりました。春限定の「桜ひよこ」はほんのり桜風味の餡入り。

のら猫の強きまなざし冴えかえる

(のらねこの つよきまなざし さえかえる)