夏 生活

一番線ホームにひとり遠花火

(いちばんせん ホームにひとり とおはなび) 俳句界2017年7月号応募句雑詠西池冬扇先生 選 佳作 7月号は7句中5句、10名の選者の先生方に佳作に採っていただきました。秀逸以上の句はありませんでしたが、自分では過去最高の成績です。同じ句が複数の選者の…

一匹と一人の夕餉扇風機

(いっぴきと ひとりのゆうげ せんぷうき) 俳句界2017年7月号応募句雑詠稲畑廣太郎先生 選 佳作岸本マチ子先生 選 佳作古賀雪江先生 選 佳作山田佳乃先生 選 佳作

水中花は無音の夜の同居人

(すいちゅうかは むおんのよるの どうきょにん) 俳句界2017年7月号応募句兼題:「無」名和未知男先生 選 佳作能村研三先生 選 佳作

エナメルの白靴月へ踏むタップ

(えなめるの しろぐつつきへ ふむタップ)俳句ポスト365(第171回 2017年5月4日週の兼題:白靴)夏井いつき先生 選 人選計5句を投句。今回は確実に全没だと思いました。「白靴」は夏のお洒落を本意とした季語。結婚式の儀式のための白靴や、医療現場で日常…

ガラス戸の松のみどりや玉の汗

(がらすどの まつのみどりや たまのあせ) 俳句界8月号投句 選外

入る風の網戸の青となりにけり

(いるかぜの あみどのあおと なりにけり) 第8回いるか通信句会 堀本先生に添削していただきました。 美しい句ですね。網戸を通して風が「青」を帯びたのが詩的です。 「風抜けて網戸の青となりにけり」でも、いいかもしれませんね。 ご参考までに。

薄明の庭に残れる花火の香

(はくめいの にわにのこれる はなびのか) 『夜は明けて庭に残れる花火の香』のほうが柔らかいかしら。

女子会の話題さらふや葛桜

(じょしかいの わだいさらうや くずさくら) 写真はフリー素材をお借りしました。

夜濯の渦にこの情捨てにけり

(よすすぎの うずにこのじょう すてにけり)

踝の恥ぢらふやうな初浴衣

(くるぶしの はじらうような はつゆかた)

ため息のわけを知りたし冷やし麦

(ためいきの わけをしりたし ひやしむぎ) 俳句ポスト365(第148回 2016年5月26日週の兼題:冷麦)に投句し、並選にとっていただきました。 ☆没句(落選句)冷麦をもみ洗う手にしみありて

門涼み声するほうにアガパンサス

(かどすずみ こえするほうに アガパンサス) 久しぶりの好天。風に揺れるアガパンサスに「こっち見て!」と声をかけられた気がしました。