夏 天文

胎の子の五十日目の月涼し

(はらのこの ごじゅうにちめの つきすずし)一句一遊 兼題:五十 夏井いつき先生 選 2018.6.1(金) 山口から参加清々レモンの一句。◇鯛の子の五十日目の月涼し 山口・清々レモン「五十日目」という感慨ですね。「月涼し」とこの見上げる月のね、何と美しい…

夕立の赤く弾けて今日の暮

(ゆうだちの あかくはじけて きょうのくれ) 俳句界2017年8月号で選外になった句。推敲の甘いまま投句した結果、夕立と暮れで時間の描写が重複していますね。 愛読している笹下蟷螂子さんの句集『忘れ雪』のなかに次の句を見つけました。 火の音を立てて降…

ひまはりてふ巨船南へ夏の雨

(ひまわりという きょせんみなみへ なつのあめ) 俳句界2017年6月号応募句雑詠今瀬剛一先生 選 佳作鈴木しげを先生 選 佳作

夕立や社務所の猫の眠り顔

(ゆうだちや しゃむしょのねこの ねむりがお)俳句界8月号応募句。雑詠角川春樹先生 選 佳作

五月雨やココアの湯気の伸びゐたり

(さみだれや ここあのゆげの のびいたり) 俳句ポスト365の兼題「五月雨」 七句投句しましたが全滅。 俳句ポスト365(第150回 2016年6月23日週の兼題:五月雨)に投句し、並選にとっていただきました。 午前中、HPで検索したときには、自分の句を見つけられ…

五月雨のやみまに遠く猫のこゑ

(さみだれの やみまにとおく ねこのこえ)

日覆をつかまんとする蔓一本

(ひおおいを つかまんとする つるいっぽん) 散歩途中にみかけた、剪定されたばかりの垣根から一本にょきっと顔を出していた草の蔓が面白くて...。

雷霆に大樹の芯の震ひけり

(らいていに たいじゅのしんの ふるいけり)

虹立ちて浜へ駆け出す腓かな

(にじたちて はまへかけだす こむらかな)

朝焼けに生くると死ぬる鴉あり

(あさやけに いくるとしぬる からすあり) 早朝散歩中、車の往来が途絶えた交差点でバサバサッと音がするので振り返ると、烏が雀に襲いかかり、そのまま咥えていきました。そして散歩道を進むと、道路の脇に一羽の烏の亡骸がありました。生と死の連鎖を感じ…

夕立の鼻腔くすぐる冷気かな

(ゆうだちの びくうくすぐる れいきかな) 写真はフリー素材をお借りしました。

色づけど鞠になれずや早梅雨

(いろづけど まりになれずや ひでりづゆ) 二年越しに一輪のみ咲きました。手入れが悪いせいか、花の付き方が長細く妙なのです。