初時雨
(ほそざおの しゃみせんこうて はつしぐれ) 『蒼海』3号 堀本裕樹主宰 選 初時雨。その冬、はじめて降る時雨である。「初」には華やぎがある。ことしも生きていて会うことができたという喜びが含まれている。「時雨」には閑寂味がある。伝統的に生きること…
(ほそざおの しゃみせんこうて はつしぐれ) 『蒼海』3号 堀本裕樹主宰 選 初時雨。その冬、はじめて降る時雨である。「初」には華やぎがある。ことしも生きていて会うことができたという喜びが含まれている。「時雨」には閑寂味がある。伝統的に生きること…