花八ツ手咲かせて喫茶マルセイユ

(はなやつで さかせてきっさ マルセイユ) あるふぁ俳壇2019年春号掲載句 その前の冬号を初めて購入し、初めて投句してみました。あるふぁ俳壇の選句ルールをよくわかっていないのですが、選者の入選◎、佳作〇、予備選に入った作品*というマークがあり、今…

指先を明るくしをり鶯餅

(ゆびさきを あかるくしおり うぐいすもち) NHK俳句さく咲く!平成31年2月放送応募句兼題:鶯餅櫂未知子先生 選 佳作 鶯餅。六音の季語の難しさよ。久しぶりにいただいた櫂先生の佳作が嬉しいです。

ていれぎの花よ分校さようなら

俳句ポスト365(第213回 2019年1月24日週の兼題:ていれぎ)夏井いつき先生 選 人選 「里山の分校を離れることになった教師」というシチュエーションで。松山つながりで漱石に思いを馳せてみたりも。 ていれぎの例句は少ないんですよ。 ていれぎや弘法清水湧…

ていれぎの花咲くころやサボタージュ

(ていれぎの はなさくころや サボタージュ)俳句ポスト365(第213回 2019年1月24日週の兼題:ていれぎ)夏井いつき先生 選 人選 ていれぎ。仲春の季語。大葉種漬花(おおばたねつけばな)ともいう。清流に自生する美しい緑色の水草で松山市の指定天然記念物…

夕暮れに溶け出してゐる蝶の翅

(ゆうぐれに とけだしている ちょうのはね)NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2019.3.4(月)兼題:蝶神野紗希さん選 蝶で詠むときのポイントは、『蝶はいろんなイメージのある季語で、はかない命というイメージもあれば、子供達が追いかける可愛いという…

金星のまだ明るくて菠薐草

(きんせいの まだあかるくて ほうれんそう)俳句ポスト365(第212回 2019年1月10日週の兼題:菠薐草)夏井いつき先生 選 人選 元々、金星と他の素材を組み合わせていて、途中から菠薐草が加わって、なんとなくの流れで出来てしまった句です。なので句意をよ…

菠薐草たまごを握るやさしさで

(ほうれんそう たまごをにぎる やさしさで)俳句ポスト365(第212回 2019年1月10日週の兼題:菠薐草)夏井いつき先生 選 人選 ほうれん草を茹でて水を切るとき。どれくらいぎゅっと握ってよいのか、いまだに加減に悩みます。

湯屋を出て北の夜空へ大嚏

(ゆやをでて きたのよぞらへ おおくしゃみ) 俳句界2018年11月号応募句目からウロコの!俳句添削教室長嶺千晶先生 選 合格句 俳句界への投句は2016年の7月末が最初でしたが、俳句添削教室は今回が初めての投句です。「せっかくの投句葉書がもったいない!」…

着ぶくれて鬼となりたる鬼ごつこ

(きぶくれて おにとなりたる おにごっこ) 俳句界2018年11月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 佳作 今月も堀本先生の選に入ってひたすら嬉しいです。(お情けで採ってもらえてるのかも...)

冬晴や鳥居くぐりて男坂

(ふゆばれや とりいくぐりて おとこざか) 俳句界2018年11月号応募句雑詠茨木和生先生 選 佳作今瀬剛一先生 選 佳作 去年の11月に東京で結社の句会&パーティに参加した際、日枝神社を参拝しました。そのときの句です。

牛の仔の心音強し山眠る

(うしのこの しんおんつよし やまねむる) 俳句界2018年11月号応募句兼題:「心」岸本マチ子先生 選 佳作名和未知男先生 選 佳作 毎号全没のことが多い俳句界の兼題ですが、久しぶりにとっていただきました。嬉しい。

初芝居醜女幸せさうにして

(はつしばい しこめ しあわせそうにして) NHK俳句 平成31年1月放送応募句 兼題:初芝居宇多喜代子先生 選 入選 今年度3回目のNHK俳句入選で驚きました。新年度も楽しんで頑張ります。 選者の講評を引用します。 美女が倖せで醜女は不幸だなんて、それはな…

薔薇を剪る人ゐて家庭裁判所

(ばらをきる ひといて かていさいばんしょ)第20回 NHK全国俳句大会第一次選考 入選 初めて応募しました。一次で拾ってくださった選者さんに心より感謝します!次はもう一段階上がれるよう頑張ります。 44,277句から第一選考通過9,045句。その上が特選、秀…

うらうらと鰐やはらかなたまごうむ

(うらうらと わにやわらかな たまごうむ)俳句ポスト365(第211回 2018年12月13日週の兼題:うらうら)夏井いつき先生 選 人選 うらうら。三春の季語 麗かの傍題。「春のうららの隅田川~♪」ですね。うらうらでは掲載されていない歳時記もあるかもしれませ…

立春や助役のスピーチに涙

(りっしゅんや じょやくのスピーチに なみだ)NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2019.2.4(月)兼題:立春神野紗希さん選 立春で詠むときのポイントは、『昨日と変わらない風景も立春と聞いただけで輝き出す。言葉の力で日常が光り出す。(立春とは)そう…

アルマイトの蒸し器ほくほく天使祭

(アルマイトの むしきほくほく てんしさい) 俳句界2018年10月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 佳作 天使祭という季語には『守護の天使の記念日』という長い傍題もあります。10月2日。カトリックの記念日で、一人ひとりの天使を祝うのではなく、す…

北行きの貨物列車や花芒 

(きたゆきの かもつれっしゃや はなすすき)俳句界2018年10月号応募句雑詠今瀬剛一先生 選 佳作 昔こんな風景を見たことがあったかなぁと思いつつ。

船頭の棹ゆつたりと霧の中 

(せんどうの さおゆったりと きりのなか)俳句界2018年10月号応募句雑詠辻桃子先生 選 佳作能村研三先生 選 佳作 水郷柳川の川下りでどんこ舟に乗ったときのことを膨らませて(そんなに膨らんでいないか...)詠んでみました。この景を詠むのは二度目。

寒鮃しづかに今を濡れてをり

(かんびらめ しづかにいまを ぬれており)俳句ポスト365(第210回 2018年11月29日週の兼題:鮃)夏井いつき先生 選 人選 鮃の黒い背中をじっと見ながら(もちろんネットの画像)詠みました。自分でも気に入っている句ですが(「今を」のあたり)、拙句に素…

寒鮃捌くあはひの水の音

(かんびらめ さばくあわいの みずのおと)俳句ポスト365(第210回 2018年11月29日週の兼題:鮃)夏井いつき先生 選 人選 鮃を捌いている板前さんの手元を見ながら(もちろんネットの動画)詠みました。魚は食べるのは好きだけど詠むのは難しい。

大小の船の過ぎゆく日短

(だいしょうの ふねのすぎゆく ひみじか) NHK俳句 平成30年12月放送応募句 兼題:短日宇多喜代子先生 選 佳作 下五の日短(ひみじか)は四音で字足らずになりますが、「ひ」と「み」のあいだに「い」に近い音を入れて、「ひぃみじか」と五音で読むことがで…

さびしさをうちあけられず雪うさぎ

(さびしさを うちあけられず ゆきうさぎ)俳句ポスト365(第209回 2018年11月15日週の兼題:雪兎)夏井いつき先生 選 人選 相変わらず自選眼なしで投句しておりますが、雪兎からのりピーの『碧いうさぎ』を思い出したり。星の金貨。『あのころのたかおが好…

雑煮食ふて村長日記書きゐたり

(ぞうにくうて そんちょうにっき かきいたり)NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2019.1.8(月)兼題:雑煮神野紗希さん選 雑煮で詠むときのポイントは、『お雑煮はこんなに地域によってイメージの違う季語も珍しい。だけどめでたくてなんか嬉しいというと…

2018年を振り返って2019年へ

2016年元日が私の「俳句始め」なので、この31日で俳句3年生を修了です。今年の作句数(厳密には投句数)は885句。そのうち何かしらの選に入ったのが100句でした。3年間で計1,787句。目標としていた1,000句作句を無事達成することができました\(^o^)/ しか…

四分休符下から書いて秋蝶来

(しぶきゅうふ したからかいて あきちょうく) 俳句界2018年9月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 佳作 少し作意のみえる句だったかも...。 蒼海の主宰であり、私には俳句の師にあたる堀本裕樹さん。出来の悪いときも選に採っていただいて本当に有り…

椿の実とうに爆ぜをり退院日

(つばきのみ とうにはぜおり たいいんび) 俳句界2018年9月号応募句雑詠夏石番矢先生 選 佳作 いろんな意味で全く詠めない月でしたので、なんとか一句採っていただけて有り難いです。 どうしても花に目が行きがちですが、今年は椿の実がなり、爆ぜるところ…

新しうなりし母の眸秋の星

(あたらしうなりし ははのめ あきのほし) 『蒼海』2号 堀本裕樹主宰 選。 今夏、体調を崩すことの多かった母ですが、予定していた白内障の手術も無事受けられました。 結社誌2号は10句中7句掲載という成績でした。大満足です。ただ、「秋の星」という季語…

満床の新生児室終戦日

(まんしょうの しんせいじしつ しゅうせんび) 『蒼海』2号 堀本裕樹主宰 選。 終戦記念日は8月15日ですが、秋の季語。その昔、大学病院の小児科に勤めておりましたので、そのころの記憶も詠み込んでみたり。

年若の師を見舞ふ日よ水蜜桃

(としわかの しをみまうひよ すいみつとう) 『蒼海』2号 堀本裕樹主宰 選。 季は秋になりました。

大花火消えゆく先に星ひとつ

(おおはなび きえゆくさきに ほしひとつ) 『蒼海』2号 堀本裕樹主宰 選。 大玉の花火なら我が家のベランダからもみえるんです。