赤潮や空襲警報の残響

(あかしおや くうしゅうけいほうの ざんきょう) 俳句ポスト365(第196回 2018年5月17日週の兼題:赤潮) 夏井いつき先生 選 人選 赤潮は俳句ポスト史上、最も難しい季語だったのでは?と皆さんおっしゃっていました。不穏な感じを出したかったのですが、ど…

老い猫のしつぽを立てり虹立てり

(おいねこの しっぽをたてり にじたてり) NHK松山放送局 ラジオまどんな 2018.7.2(月)兼題:虹神野紗希さん選 投句したものの、この日は大阪で夕方までセミナーに参加し、ラジオを聴けないだろうと諦めていました。でも帰りの新幹線の中で放送を聴くこと…

荒原たる鉱山の跡百合幾千

(こうげんたる こうざんのあと ゆりいくせん)一句一遊 兼題:原夏井いつき先生 選 2018.6.27 水曜日放送 荒れる原っぱと書いて荒原たるですね。堂々とした句です。

角砂糖積み上げらるる目借時

(かくざとう つみあげらるる めかりどき) 俳句界2018年3月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 1回戦負け先月に続いて堀本先生のトーナメント選出が嬉しいです♪ 今月号は投句した七句のすべてが自分の中では実験的な冒険句でした。なので三句も選に入…

春の夜やLの発音繰り返す

(はるのよや えるのはつおん くりかえす) 俳句界2018年3月号応募句雑詠角川春樹先生 選 秀逸夏石番矢先生 選 佳作 自分としてはかなり冒険した句です。艶めかしい夜。選んでいただけるとしたら、この先生方かなと思っておりました。ビンゴでした(笑)

掌に青きレタスを遊ばせて

(てのひらに あおきれたすを あそばせて) 俳句界2018年3月号応募句雑詠櫂未知子先生 選 佳作 レタスは「萵苣(ちしゃ)」の傍題。以前からレタスで句を作ってみたいと思っておりました。櫂先生の佳作というのがなによりも嬉しいです。 すみずみに水行き渡…

まだ青き苺はみづの匂ひして

(まだあおき いちごはみずの においして) NHK俳句さく咲く!平成30年5月放送応募句兼題:苺櫂未知子先生 選 佳作 選ばれるならこの句か別の一句かなと思っていました。自分でも気に入っている句なので嬉しいです。この月のテキストは二句佳作入選✨ そして…

雨蛙遠くで遊ぶ牛もゐて

(あまがえる とおくであそぶ うしもいて) NHK俳句 平成30年5月放送応募句 兼題:雨蛙宇多喜代子先生 選 佳作 投句時に牛は『べこ』と読ませていたのですが、テキスト掲載時にルビが振られていなかったので却下されたのかと...。『うし』にしておきました。

消えかけし虹の再生ボタン押す

(きえかけし にじのさいせい ボタンおす) 俳句ポスト365(第195回 2018年5月3日週の兼題:虹) 夏井いつき先生 選 人選 虹は二音で、句形の自由度は高いはずなのですが、発想もそれほど飛ばなくて難しかった。没句は少し作り替えて他所に投句してみようと…

老鶯や週末だけのパン工房

(ろうおうや しゅうまつだけの パンこうぼう) 俳句ポスト365(第194回 2018年4月19日週の兼題:老鶯)夏井いつき先生 選 人選 第145回兼題『蜜柑の花』から投句を始め、この『老鶯』で50兼題皆勤賞です。もちろん天地入選はありませんが、おかげさまで50回…

吾子にも蝸牛の子にも水の匂ひ

(わがこにも かぎゅうのこにも みずのにおい) NHK松山放送局 ラジオまどんな 2018.6.4(月)兼題:かたつむり神野紗希さん選 ラジオまどんなへは初めての投句。そして意外にも初めて『蝸牛』で作句しました。難しかった。さすがにみなさんお上手な句ばかり…

胎の子の五十日目の月涼し

(はらのこの ごじゅうにちめの つきすずし)一句一遊 兼題:五十 夏井いつき先生 選 2018.6.1(金) 山口から参加清々レモンの一句。◇鯛の子の五十日目の月涼し 山口・清々レモン「五十日目」という感慨ですね。「月涼し」とこの見上げる月のね、何と美しい…

缶コーヒー十本抱へ新社員

(かんコーヒー じっぽんかかえ しんしゃいん) 俳句界2018年2月号応募句俳句トーナメント堀本裕樹先生 選 2回戦負けトーナメント選出嬉しいです。しかも堀本先生♪私にしては意外な感じの句でしょうか。

鳶色の消印のある春の文

(とびいろの けしいんのある はるのふみ) 俳句界2018年2月号応募句雑詠山尾玉藻先生 選 佳作

春霖の門司の坂道妓楼跡

(しゅんりんの もじのさかみち ぎろうあと) 俳句界2018年2月号応募句雑詠田島和生先生 選 佳作去る2月に門司港で開催された東京マッハのライブ句会に行ったときのことを思い出し、作ってみました。春霖は春雨の傍題。数日間降り続く、しっとりとした趣きの…

数寄屋橋交差点より春の月

(すきやばし こうさてんより はるのつき) 俳句界2018年2月号応募句兼題:「橋」岸本マチ子先生 選 佳作高橋将夫先生 選 佳作 夜の数寄屋橋交差点はこんなところ。田舎モンが一句詠みました(笑)

競り人の長靴真白初鰹

(せりにんの ながぐつましろ はつがつお) 俳句ポスト365(第193回 2018年4月5日週の兼題:初鰹)夏井いつき先生 選 人選 18句投句したうちの1句です。自分なりに『ちょっと頑張った』句もいくつかあったのですが、没。でも妙な観念句でない、こういうスト…

西の山東の山も春の朝

(にしのやま ひがしのやまも はるのあさ) NHK俳句 平成30年4月放送応募句 兼題:春暁 宇多喜代子先生 選 佳作 NHK俳句は新選者になり、気持ちも新たに投句しました!と言いたいところですが、「春暁(しゅんぎょう)」は全く思いつかず、2句のみの投句でし…

遠足の靴にさらさら海の砂

(えんそくの くつにさらさら うみのすな) NHK俳句さく咲く!平成30年4月放送応募句兼題:遠足櫂未知子先生 選 佳作 その月のテキストを開き、櫂先生の選に入っているとホッとします。

余花はらりハートの切手貼りました

(よかはらり ハートのきって はりました) 一句一遊 兼題:余花夏井いつき先生 選 2018.5.8(火) 初めての一句一遊への投句。火曜日に読まれたようです。ようです、というのは、一句一遊は南海放送にて放送されているラジオ番組なのです。エリア外のため、…

はたかれてまわる地球儀昼の蟻

(はたかれて まわるちきゅうぎ ひるのあり) 俳句ポスト365(第192回 2018年3月22日週の兼題:蟻)夏井いつき先生 選 人選 14句投句しました。相変わらず打率の悪いことです(汗)でも、気負いのないこの句を選んでいただいて嬉しいです。

あやとりの箒作る子春まぢか 

(あやとりの ほうきつくるこ はるまじか) 俳句界2018年1月号応募句雑詠田島和生先生 選 佳作西池冬扇先生 選 佳作原 和子先生 選 佳作「春まぢか」の主季語が「春近し」です。冬の終わり、春の近い訪れを待つ心。「あやとり」も冬の季語とされることがある…

初春の巴里の街角子犬づれ

(はつはるの パリのまちかど こいぬづれ) 俳句界2018年1月号応募句雑詠有馬朗人先生 選 佳作新年の季語を使った句(の入選?)はこれが初めてのようでした。

雲梯が好きな大人や金盞花

(うんていが すきなおとなや きんせんか) 俳句ポスト365(第191回 2018年3月8日週の兼題:金盞花)夏井いつき先生 選 並選 俳句ポストは現在募集中の兼題「老鴬」に投句すると50回連続投句、そして運がよければ50回連続入選(人・並選)になります。そこま…

ある晴れた日のアリアの調べ蝶の翅

(あるはれたひの アリアのしらべ ちょうのはね) NHK俳句 平成30年3月放送応募句 兼題:蝶 高柳克弘先生 選 佳作 NHK俳句2017年度放送分はこれが最後です。俳句王子こと高柳克弘さんの兼題では、29年5月分『蛾』より2回目の佳作入選でした。(わたくしのこと…

三色菫表のかほと裏のかほ

(さんしきすみれ おもてのかおと うらのかお) 俳句ポスト365(第190回 2018年2月22日週の兼題:三色菫)夏井いつき先生 選 人選 18句投句。入選率低し。効率悪し。もっと詩情のある句があったのですがダメなのね(涙)天地入選句はさすがです。

春潮を黒き機影の泳ぎをり

(しゅんちょうを くろききえいの およぎおり) 俳句ポスト365(第189回 2018年2月8日週の兼題:春潮)夏井いつき先生 選 並選 イマイチの句!あやうく全没になるところでした。「春の潮」「春の海」「春の波」の違いをもっとよく考えなければ...(猛省)

長老のターニャてふ名の竃猫

(ちょうろうの ターニャちょうなの かまどねこ) 俳句界2017年12月号応募句雑詠角川春樹先生 選 秀逸稲畑廣太郎先生 選 佳作 友人の愛猫のお名前をお借りしました。竃猫とは、竃があったころ、暖まるために火の落ちた竃の中に入り灰だらけになった猫のこと…

薄皮の薄き蜜柑を好みけり

(うすかわの うすきみかんを このみけり) 俳句界2017年12月号応募句雑詠佐藤麻績先生 選 佳作

毛筆のたつぷりとして春の川

(もうひつの たっぷりとして はるのかわ) 俳句界2017年12月号応募句雑詠今瀬剛一先生 選 佳作