(あまがえる とおくであそぶ うしもいて)
NHK俳句 平成30年5月放送応募句
兼題:雨蛙
宇多喜代子先生 選 佳作
投句時に牛は『べこ』と読ませていたのですが、テキスト掲載時にルビが振られていなかったので却下されたのかと...。『うし』にしておきました。
(きえかけし にじのさいせい ボタンおす)
俳句ポスト365(第195回 2018年5月3日週の兼題:虹)
夏井いつき先生 選 人選
虹は二音で、句形の自由度は高いはずなのですが、発想もそれほど飛ばなくて難しかった。没句は少し作り替えて他所に投句してみようと思います。
(ろうおうや しゅうまつだけの パンこうぼう)
俳句ポスト365(第194回 2018年4月19日週の兼題:老鶯)
夏井いつき先生 選 人選
第145回兼題『蜜柑の花』から投句を始め、この『老鶯』で50兼題皆勤賞です。
もちろん天地入選はありませんが、おかげさまで50回途切れることなく選にも入りました。
ここは私にとって初めての投句先でした。最初から50兼題連続投句を考えていたわけではなく、ときに休みたいと思うときもありました。なかなか上達せず、「俳句ポストは自分には向いていない・・・」と落ち込むこともよくありました。ただ、苦手な兼題をはなから諦めるのも癪なことで、「これは兼題の千本ノックなのだ!」と信じてひたむきに投句しました。そのうちにほかの投句先も増え、最後の10兼題は文字通り「歯を食いしばって」句を作りました。
今後は1回の投句数を少し減らして、ゆるゆるとやっていければと思っています。
老鶯 夏の季語。らうあう。おいうぐひす。繁殖のために山に上がった鴬が夏になっても鳴いている。これが老鶯で、老いた鴬をいうのではない。(角川書店編 俳句歳時記 夏より)
(わがこにも かぎゅうのこにも みずのにおい)
NHK松山放送局 ラジオまどんな句会 2018.6.4(月)
兼題:かたつむり
神野紗希さん選
ラジオまどんなへは初めての投句。そして意外にも初めて『蝸牛』で作句しました。難しかった。さすがにみなさんお上手な句ばかりで、特選句には選ばれなかったけれど、番組で読み上げていただきました。以下、過分な講評に感謝いたします(涙)。
この、私の子供とかたつむりの子供を同列に並べるというのはまさに俳人の視点ですね。俳句の前に、草木虫魚、命は皆平等という。どちらにも水の匂いがするというところで、水ってなんかちょっと生臭いところもあるから、ほのかな生々しさがあって命を実感する一句ですね。
しっかり放送を録音しました。祝初投句の保存版♪ ラジオ句会が楽しい今日この頃です。紗希さんからは『(かたつむりは)ちいさな命ですが大きく詠んであげてください』とありました。拙句はやや堅実過ぎたかと少し反省...。
そして最近思うことは俳句鑑賞力。佳い句を作るためには鑑賞力を磨かなければ...と思っています。
(はらのこの ごじゅうにちめの つきすずし)
一句一遊 兼題:五十
夏井いつき先生 選 2018.6.1(金)
山口から参加清々レモンの一句。
◇鯛の子の五十日目の月涼し 山口・清々レモン
「五十日目」という感慨ですね。「月涼し」とこの見上げる月のね、何と美しいことでしょう。鯛の子もそれを感じとってるはずですよ。
上記、朧庵さんより転記させていただきました。
いつもありがとうございます。しかも放送直後にアップしてくださっている...? 書き起こし大変ですよね。本当に頭が下がる思いです。
「鯛の子」は、きっと番組で「たいのこ」と読み上げてくださったのでしょう。自分では「はらのこ」と読んでおりましたが、「たいのこ」が正解なのかも。
2回目の投句で金曜日に読んでいただいたことに感激。ラジオは比較的結果が早くわかり、なんといってもライブ感が楽しいです(いや、エリア外で私自身は放送を聴けていないのですが)。毎回は難しいかもしれませんが、またチャレンジします!
*『月涼し』は『夏の月』の傍題。
暑い夜に青白く輝く夏の月は涼しげである。また、赤みを帯びてのぼる夏の月は、火照るような感じを与えることもある。(角川書店編 俳句歳時記 夏より)
(かんコーヒー じっぽんかかえ しんしゃいん)
俳句界2018年2月号応募句
俳句トーナメント
堀本裕樹先生 選 2回戦敗退
トーナメント選出嬉しいです。
しかも堀本先生♪
私にしては意外な感じの句でしょうか。
(とびいろの けしいんのある はるのふみ)
俳句界2018年2月号応募句
雑詠
山尾玉藻先生 選 佳作