(あけのこる つきのうすさや はるうれい)
俳句界2017年2月号応募句
兼題:「明」
中西夕紀先生 選 佳作
青芝や野球部員は寄せ集め
(あおしばや やきゅうぶいんは よせあつめ)
俳句ポスト365(第169回 2017年4月6日週の兼題:青芝)
夏井いつき先生 選 人選
計4句を投句。
分譲の看板眩し街薄暑
(ぶんじょうの かんばんまぶし まちはくしょ)
俳句ポスト365(第168回 2017年3月23日週の兼題:薄暑)
夏井いつき先生 選 人選
計5句を投句。
色褪せた家族写真と福寿草
(いろあせた かぞくしゃしんと ふくじゅそう)
俳句界2017年1月号応募句
雑詠
古賀雪江先生 選 佳作
今月は7句中1句のみでした。撃沈。
ジョギングの路に菜の花始まれり
(じょぎんぐの みちになのはな はじまれり)
俳句ポスト365(第167回 2017年3月9日週の兼題:菜の花)
夏井いつき先生 選 人選
計4句を投句。
雨霧にカメラの濡れて山桜
(あまぎりに かめらのぬれて やまざくら)
伊吹嶺会 矢野孝子 先生
【添削句】雨霧に曇るカメラや山桜
雨霧は小雨のような霧と辞書にありました。
霧にしては、結構強めの霧でしょうか。
カメラが濡れるのでは、感動がやや弱いか。
秋の季語の「霧」が気になるところだが、この句の場合は
山桜が強い季語なので、季重なりにはならない。