(グラシンの まかれたるこしょ きりひとは)
俳句界8月号応募句。
兼題:「書」
中西夕紀先生 選 佳作
秋の夜や妻の名借りて試し書き
(あきのよや つまのなかりて ためしがき)
俳句界8月号応募句。
兼題:「書」
大高霧海先生 選 佳作
ガラス戸の松のみどりや玉の汗
(がらすどの まつのみどりや たまのあせ)
俳句界8月号投句 選外
境内の灯籠赤き惜命忌
(けいだいの とうろうあかき しゃくみょうき)
俳句ポスト365(第157回 2016年10月6日週の兼題:波郷忌)
夏井いつき先生 選 並選
計6句を投句。
忌日季語も難しかった。
緩やかな笹原の道小春かな
(ゆるやかな ささはらのみち こはるかな)
伊吹嶺会 渡辺慢房 先生
【添削句】笹原の尾根路辿る小春かな
山の笹原を辿る気持ちよさを詠むとよい。
山茶花の白より先に散りにけり
(さざんかの しろよりさきに ちりにけり)
伊吹嶺会 渡辺慢房 先生
【添削句】山茶花の白き花より散り初めぬ